体験者からのメッセージ

未来を担う子どもたちの成長を支援することは、持続可能な社会をつくる上で大変重要です。それはNISSHAが目指す《共生》そのものであり、まちくさみっけは、その思いをNPO・アーティスト・企業が一体となって具現化する継続した取り組みとなっています。子どもたちには、重本さんの小さな命を大切に思う心を受け継いでほしい。そして、それぞれの個性を尊重しながら、周囲の人たちとつながる豊かな心を持ってほしいと願っています。

北村広美(日本写真印刷株式会社 コーポレートコミュニケーション室 CSR部)

まちくさを眼差す目、それは人を大切に眼差す目に通じる。
「この人にこんな感性が..!」
まちくさワークショップの時間は、その人がどんな自分でもいいと許され、認められる時間。
かつて重本さんは自分の中の違和感や疑問と丁寧に向き合うことで『まちくさ』と出逢った。見過ごしそうな小さな存在にあえて着目し、その魅力—個別性・普遍性・異次元性・遊び心・変貌自在さの虜になった。
実は、まちくさとは重本さんその人とも言える。まちくさを介し現れる視点や思想の自由さ。どんな存在にも見出す意味や価値。
『まちくさ博士』と話すだけで会話が弾む。名づけるだけで、何でもない風景が記憶に残る風景に変わる。まちくさという何者かと向き合うことで、なぜか昔の小さな自分—未知な世界にわくわくしていた自分を思い出す。軽々と次元を超え、様々な枠組みを取っ払っていける、そんな魔法のような力がまちくさにはある。視点の大旅行だ。
草花が種を飛ばし遠くで花開くように、まちくさは今、日本の至る所で関わる人を魅了し続けている。世界の「MACHIKUSA」になる日もそう遠くはないかもしれない。
さあ、あなたもまちくさという旅に出かけてみよう。
重本さんという白衣の「水先案内人」と共に。

白水育世(京都市まちづくりアドバイザー、ライター)